Digital Research Meetup #5開催

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Digital Research Meetup #5開催
デジタルマーケティング時代のマーケティングとマーケターのあり方を探る

デジタルリサーチは2017年10月4日(水)、Impact Hub Tokyo(東京都目黒区目黒2-11-3)にてミートアップを開催いたしました。読者参加イベントとしては第5回目になります。

今回のお題は「デジタルマーケティング時代のマーケターの役割」。ディスプレー広告の配信をユーザーの関心度により最適化するプラットフォームを提供するAdRoll社の協力により、そのユーザーでもあるクラウド経費精算システムのコンカーからマーケティング本部長・柿野拓さんを招き、デジタルマーケティングについてのお話をうかがいました。読者のみなさんの交流拡大も重要なテーマですが、今回はマーケティングにご関心のある多数の方が集まってくださいました。

ミートアップはAdRoll日本法人 代表取締役社長・香村竜一郎さんの乾杯の挨拶で開幕。前座として弊社チーフエディターの齋藤淳が、最近のマーケティングの世界の現状を、データベースサービスDRiveを用いて作ったツールマップを示しながらご紹介しました。

その後は今日のメインテーマについて、AdRoll新規ビジネス開発・執行役員の蓑輪誠一さんが聞き手となって、コンカーの柿野さんに質問するスタイルで、現代のデジタルマーケティングやマーケターのあり方を十二分に話していただきました。

蓑輪さんが投げかけた最初の質問は「永遠の課題!? セールス&マーケティングのあれこれ」。時に対立しがちなセールスとマーケティング部門の役割についてお聞きしました。「売れる営業担当者はリードの匂いを嗅ぎ分ける」という柿野さん。「そのスキルをいかにマーケティングのプロセスに乗せるかが大事。サッカーでいえば、うまくゴール前にボールを出してあげることがマーケティングの役目」だそうです。このために、マーケティング部門とセールス部門がそれぞれ明確なKPIを設定して緊張感を持ってコミュニケーションをすることの重要性を説明していただきました。

2つ目の質問「マーケティング担当者は少数。でもやるべきことは幅広い。どうやって実行する?」。参加者の多くが「あるある」とうなづいていたのが印象的です。柿野さんはご自身がマーケティング管理のために使っているダッシュボードの画面例を披露。ブランドの認知度、マーケティング部門、パートナー、セールス部門ごとの売り上げや、MQL(Marketing Qualified Lead・マーケティング部門が開拓したリード)がセールス活動に展開できた割合、そして実際にクローズできた数字などを一覧できるものです。「こうした可視化が大事なんです」と述べながら、さらにツールを使いこなすためのヒントも紹介してくださいました。

最後の質問は、「組織に依存せずマーケター個人としての価値をどう高めるか」というもの。「実はマーケターという言い方は嫌いなんですよ」という柿野さん。その理由は「マーケターといっても実際は、マーケティングだけやっているかというとそうではなく、売り上げをあげるために会社内のボトルネックを解消することが役割だから」。「ボトルネックを解消するには、他部署と調整できて、ツールを駆使して、きちんと(曖昧でない)話ができることが必要。何でもやる覚悟でいろいろな仕事をしないといけない。その時に自分の考えるマーケティングが会社全体のなかで、何に当たるのかを自己定義・認識できていれば、より面白く仕事に取り組めると思う」。

さらに蓑輪さんからは、柿野さんご自身の今後のチャレンジについても質問。「最適化を進めていくとプロセスは完璧に近くなっていくが、それに連れて仕事が面白くなくなっていくのも事実」という柿野さん。「楽しく仕事をするために新しいことに挑戦することが必要。そこで自分がやっているプロセスを海外の系列企業に向けて出していくことをしている」と紹介し、「それにより向こうからも反応が返ってきて、こちらのプロセスのイノベーションにつながる」という循環を披露していただきました。

専門的なお話はここまで、その後はアルコールと軽食を楽しみつつの歓談となりました。

ミートアップの締めは、今回の仕掛け人の1人であるAdRollシニアマーケティング マネージャーの矢田部さやかさんにお願いしました。「マーケティング担当者はさまざまな悩みを抱えていると思います。会社を超えてその悩みを共有したり、情報交換したり、解決策を模索できる場があるといいのではと思って、今回のミートアップを企画しました。今後も交流を図っていきましょう」と締めくくられました。

Digital Researchでは今後も同様のイベントを企画しています。デジタルトランスフォーメーションのテクノロジーに触れる機会をぜひお見逃しなく。

<ゲストスピーカー情報>

柿野 拓 氏
株式会社コンカー
マーケティング本部 本部長

コンカーのマーケティングを統括。同社のスタートアップメンバーとして、出張・経費管理領域のクラウド市場創造に取り組む。デジタルマーケティングを積極的に活用しながら、営業とマーケティングの融合施策やPRドリブン経営などユニークな手法で経営を全方位で支える。

株式会社コンカー
https://www.concur.co.jp
出張・経費、請求書管理のクラウドサービスを提供。米国Concur Technologiesの日本法人、ジョイントベンチャー方式で会社を運営。世界で36,000社の導入、利用ユーザー4,500万人を誇り、バックオフィス業務支援サービスのグローバルスタンダードとなっている。

<モデレーター>

蓑輪 誠一 氏
AdRoll株式会社
新規ビジネス開発 執行役員

住宅メーカーでの営業、オンライン広告等での営業経験を経て、2002年オーバーチュア株式会社に立ち上げメンバーとして参画。リスティング広告草創期からの市場拡大の実績を上げ、その後、2006年にビカム株式会社設立メンバーとして入社。シニアディレクターとしてデータフィードマーケティング分野の発展に寄与。2015年、AdRoll日本法人立ち上げに際し、戦略事業担当執行役員としてパートナーとの新規サービス開発を担うため入社。現在はB2B企業向けデジタルマーケティング最適化の拡大に努めている。

<AdRoll について by AdRoll>

AdRollはパフォーマンス広告プラットフォームを提供し、全世界で3万5000社を超える広告主に採用されています。2015年6月には新規顧客へのリーチを拡⼤するAdRollプロスペクティングを開始しました。PC、モバイル、タブレットなどデバイスを横断しオーディエンスへリーチが可能で、フレキシブルなプラットフォームにより、AdRoll が有する12億超の世界最大規模のデータセット、AdRoll IntentMap™を活⽤し、独⾃のアルゴリズムで適切な広告スペースを適切な価格で入札することで、新しいオーディエンスへアプローチが可能なため、見込み客を顧客に転換させ、育成させるという購買ファネル全てを網羅したフルファネルマーケティング施策の更なる効果が期待できます。また、Google、Yahoo!、Facebookなど幅広い広告インベントリーソースにわたって透過性とリーチおよび広告施策の⽬的に応じてのより細やかな配信運⽤が可能です。

サンフランシスコに本社を構え、ニューヨーク、シカゴ、ダブリン、ロンドン、シドニーにオフィスを開設しています。また、Foundation Capital、Institutional Venture Partners、Accel Partners、Merus Capital、Peter Thiel などの主要投資機関の支援を受けています。
詳細についてはこちらをご覧ください。

◼ AdRoll の情報ソース(日本語):http://www.adroll.jp
◼ ブログ: https://blog.adroll.com/ja-jp/
◼ 情報/レポート: https://www.adroll.com/ja‑JP/resources
◼ Twitter:https://twitter.com/AdRollTokyo
◼ Facebook:https://www.facebook.com/adrollTokyo


そのほか、デジタルリサーチの提供するテクノロジー選定プラットフォーム「DRive」の紹介などを行いました。今後も定期的にMeetupを開催する予定ですので、ぜひお気軽にご参加ください。

本件に関するお問い合わせ先
株式会社デジタルリサーチ
マーケティング部
川尻 智幸
TEL:+81(50)3772-5639
info@digitalresearch.net